「ペーパー・ムーン」を借りたら妙に懐かしくなってしまい、本タイトルを見たくなってしまいました。そう、テータム・オニール繋がりです。思えばこの辺りが彼女のキャリアのピークでした。未だ12歳位です。そう思って観ると悲しいので楽しく鑑賞しようと思います。楽しい映画ですからね。
当時テータム・オニールは「シャーリー・テンプルの再来」と言われていました。アメリカでもそう言われていたかはわかりませんが。でも1930年代と1970年代では映画の趣向も違います。純真無垢な天使、ではいられません。シャーリーは10代で俳優としてのキャリアを終え家庭人、外交官としての人生を送りました。テータムはこのタイトルの後もずっと俳優を続けますが徐々に勢いを失い、今ではゴシップネタぐらいしか日本には情報が入って来ない有様です。ゴシップの中身は触れると益々悲しいので割愛します。
本作は日本でも人気のある作品でした。その後、テレビシリーズも制作され何度か放送、再放送されていたと思います。そこにはテータム・オニールも監督役だったウォルター・マッソーも居ませんが。そう、ウォルター・マッソーが主役なんですよね。大好きな俳優さんの一人です。あとジャッキー・アール・ヘイリー、子役から伸び悩み2000年代に復活しました。
ダメダメな少年野球チームと呑んだくれの監督が、優れたピッチャーと野手をスカウトしてそれを契機に勝ち進むが、勝利至上主義になりそれでは子どもたちも楽しくないと気づき、試合に出ていない子をみんな試合に出し勝てる試合をフイにする。でもみんな満足。何か似たような話が他にもあるような気がしますが、これが元ネタなのかもしれません。あ、ネタバレごめんなさい。
図書館では、スポーツ映画特集コーナーに置いてありました。まぁ、スポーツ映画と言えばそうですが、分類としてはコメディだと思います。何せ主役ウォルター・マッソーですから。