第31回収蔵品展 資料で見る戦争と川越 川越市立博物館

川越に帰った時の記事は今週で終わりますが、又しても既に終わっている企画展のご紹介になります。夏休みはどうしても戦争関連の展示が日本全国であります。九州ですと長崎は大変ですけど。

このブログでは何度も書いていますが川越は大規模な空襲がありませんでした。埼玉県内ですと熊谷空襲が有名ですが、東京に近い川口や浦和、大宮なんかも結構被害に遭っています。

川越は当時県内でもかなり大きいの都市でした。軍需施設が無かったのが理由とも聞きますが真相はわかりません。米軍の攻撃目標リストには入っていましたが上記の市よりはかなり下の方になっています。

そういったこともあり戦前や戦中の物が結構残っている印象です。先週の杉浦非水さんの関連の物だって空襲があったらどうなっていたか。持ち出すにしても膨大ですし、岩崎勝平さんの物が優先されたでしょうし。

戦時の配給の切符なんかもありますが、そうまでして戦争をしなければならなかった理由って何なんだ?とか考えると非常に虚しい気持ちになります。戦意高揚のポスターなんかもそうですが。祖父が戦死している私としては本当に腹立たしいです。

陶製の手榴弾なんかもありました。これも結構近所で作られていたらしいですが、本当にそこまでして戦います?と言いたくなります。今でも戦争をしている地域でも似たようなことがあるんでしょうね。

展示は特別展示室のみでした。それ以外はいつもの博物館です。もう何度も入っているので特にこれと言うことはないのですが、太田道灌さんや天海和尚さんやらかなり見慣れています。

子どもたちが小さい頃は良くワークショップに参加させて頂きました。そんなことをふと思い出しました。お金も無かったので無料のイベントを色々探していたなあ、とか思い出してしまいました。

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