以前の記事で霞ヶ関駅に行く用事があって周辺を回ったと書きましたが、ようやくこちらを紹介する時がやって参りました。行った所を下書きに書き溜めてというより書き散らかしているので、なかなか校正も大変で…言い訳です。
南口は飲み屋さんだらけなのですが北口はできたのが2000年代になってからのようで、南口のような飲み屋街にはなっておりませんが本当に何もない感が強いです。少しは店舗がありますが基本的には住宅街が広がっています。
上戸地域は太田道灌が河越城を今の本丸御殿辺りに築城しなければ、川越の中心はこちらだったかもしれないという所です。その辺りのことは追々触れますが、なので本題のこの地元の方しか訪れないような神社も創建はとんでもなく古いです。
霞ヶ関駅北口からほぼ真っ直ぐに北に向かう道がありずっと真っ直ぐ歩いて行くと、こちらの神社の鳥居が見えます。多分これ昔の参道ですかね、と言いたくなるくらい真っ直ぐ神社に向かっています。もしかしたら昔は露店もあったかもしれません。
中の解説を読むと紀元860年代には社が出来たとのことです。他所でも有名な神社はいっぱいありますが、創建年代では遜色無い古さだと思います。今ある本殿でも造営は江戸初期との文献があるようで、火事に弱い木造の村社としては非常に貴重な建物だと思います。放火騒ぎはあったみたいな張り紙もありますけど…。何とか後世に残して頂きたい建物です。
観光で訪れることは無いと思いますがなかなかどうして良い神社でした。遠方からわざわざ訪れるまでのものではないかもしれませんが、お近くの方は改めてご覧になられても宜しいかと思います。又、皆さんの地元にある神社ももしかしたらこれより古くからある神社だったりするかもしれませんよ。