ヴェリー・ベスト・オブ・バッドフィンガー 図書館CD

ジョーイ・モーランドさんが亡くなりました。あれ?訃報の記事は土曜日じゃなかったっけ?と思ったのですが、こちらのカテゴリーでご紹介しようと思います。すっかり時期も過ぎてしまいましたし。

亡くなったのはみのもんたさんと同じ日でした。朝からみのさんの話題ばかりでジョーイの記事を全く見ませんでした。気付いた時には既にひと月経っていました。あゝ、コレでバッドフィンガーも終わったんだなあと。

ジョーイが亡くなって主要メンバーが全て居なくなりました。日本でだけなのか分かりませんが、デビュー時はビートルズの弟分的に売り出していたそうなので、ポール・マッカートニーさんが未だ現役だと思うと何か複雑な気持ちになります。

悪徳マネージャーに騙されほぼタダ働きさせられ、主要メンバーの内2人が自殺をしたという何とも言えないグループですが、60年代のブリティッシュ・ロックらしい荒々しさと繊細なコーラスが素敵なグループです。

「マジック・クリスチャンのテーマ」が一番売れたんだと思いますが、一番有名な曲は「ウィズアウト・ユー」になるのかな。ハリー・ニルソンがカヴァーして全米No.1、マライア・キャリーでも全米No.3を記録しています。

「メイビー・トゥモロー」「嵐の恋」とか結構好きな曲はあるのですが、正直私の周りではほとんど知っている人がいません。やっぱり売れてないというのは大きいですよね。「ウィズアウト・ユー」を話に出すと少し分かる程度で。

この盤には収録されていませんが、サディスティック・ミカ・バンドの福井ミカさんが詩を日本語で読んでいる「誰も知らない」という曲があります。プロデューサーと付き合っていたというか不倫で、それで加藤和彦さんと離婚したなんてエピソードもあります。

私が若い頃に聴いていたバンドのメンバーが亡くなっていくという状況から、メンバー全て居なくなるという感じに変わって来ています。ザ・バンドもそうなりました。何か淋しいですが、ポール・マッカートニーさんやローリング・ストーンズって本当凄いんだなぁと改めて思います。

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