大博通りは博多駅から博多港への大動脈の道路です。オフィスビルが建ち並び博多の中心的なオフィス街を形成しています。ですがやはり中世からある町ですので古い神社やお寺もそこここに点在、寺町の一部が出て来たりしています。
こちらの龍宮寺さんもビルとビルの間にこじんまり(失礼)とした感じで佇んでいます。と言っても大博通り側から見るとそう見えるだけで、中に入ると本堂は3階建のビルになっていて純和風ではありません。
私が博多に来たばかりの頃櫛田神社を探していてこちらのお寺の門の前に来た時、このお寺の裏に櫛田神社があるのかと思って探しました。実際は櫛田さんからはちょっと離れていました。未だ良く解っていなかった頃の話です。
このお寺は人魚の骨を埋葬していることで有名です。何でも150mもの大きさの巨大な人魚だったと言いますから、西洋の童話に出てくる人魚とは随分雰囲気が違いますね。世界で一番大きい動物と言えばシロナガスクジラですが、それでも30mくらいですからどんだけなんですかね。
こちらに埋葬したそうです。それにしては新しいじゃないかと言われそうですが塚そのものは建て替えられています。でも場所は変わっていないとのこと。まあ細かいことは気にしないで下さい。
その奥に見える建物は観音堂です。本堂ではありませんよ。でもこちらにお参りされている方が多いです。まあ鉄筋造の本堂よりご利益がありそう(失礼)です。今回は失礼なことばかり書いている気がします。
こちらのお寺の地面を掘ると不思議な骨が出てくるみたいです。それを人魚の骨と言っているようです。でも実際古い町ですので掘ると骨だけでなく色々出てくるような気がします。犯罪関係ではないですよ。念のため。