川越の酉の市は何故か12月3日と決まっています。場所はこちら熊野神社です。何で12月3日かと言いますと秩父夜祭と関係があるようです。つまり観光客を秩父に取られるこの日、何とか川越を盛り上げようと始まったのだそうです。なので大正の頃からだそうです。ま、今年は中止でしたけど。
こちらの神社ですが1590年からある、と言っても川越では古刹感がないのですが。紀州の熊野様を勧請して建てられたそうです。由緒正しいのは間違いないのですが、私の印象としては近所のラーメン屋さんではありませんが「てんこもり」感溢れる神社です。
まず鳥居を潜ると直ぐ足ツボを刺激する「足踏み健康ロード」なるものがあります。神社なのに既に英語が入っちゃっています。私は試したことはありませんが恐らく2、3歩歩いてギブ・アップだと思います。あ、私も英語だ。
中に入ってもまあ「運試し輪投げ」や「銭洗い弁天」などありこれでもかこれでもかという感じで迫って来ます。境内社がいくつかあるのですがその由来をフル活用しています。そう言えば酉の市も大鷲神社のお祭りですね。もうここまで来ると清々しいです。
こちらは新しい施設(と言う言い方が正しいのかは不明)でむすびの庭だそうです。そういえばこの神社は縁結びの神様でもあります。もう何か縁起物のデパート、何か困りごとがあってもここへ来ればだいたいのことは済みそうです。
更に川越祭りの太田道灌の山車の倉庫もあります。倉庫に窓があるので普段でも見ることが出来ます。敷地内の神楽殿では川越祭りの神楽の稽古もやってます。いやいや川越祭りって氷川神社のお祭りですよね?町会の機能も果たしているんですね。
かなり駆け足で紹介しています。まともにやってたら終わりません。更に碑やら何やらありますのでこれの説明をしていたら本当に終わらなくなります。と、ここまで書くとさぞ広いのではと思われるかもしれませんが、皆さんの近所にある町の神社とさほど変わりません。むしろ狭いかもしれません。
でもこういった努力?のおかげか神社にはかなり人が多いです。川越ではそれほど古い神社ではないので色々冒険ができるのかも知れません。勝手なこと書いていますが私も酉の市に毎年は行けないのですが行くと必ず熊手を買っています。
あ、八咫烏の話が出来なかった。又いつか取りあげましょう。何しろ取り上げるネタは色々あります。新しく出来たゲストハウスへの通路が出来ていたりもしています。でも次回取り上げる頃には違うイベントがあったりして。ちょっと失礼な表現になっていたらごめんなさい。でも楽しいから行ってしまうのですけど。