富士見市とふじみ野市、お隣に本当に厄介な地名があります。平成になってふじみ野駅が開業し、その後平成の大合併で4つの自治体が一緒になるはずが上手く行かず、2自治体がくっついてふじみ野市になったので紛らわしいことになっています。
その富士見市で一番有名な物ってなんだろうと思ったらやはり水子貝塚だと思います。貝塚が一番わかりやすいので名称はそうなっていますが、住居跡や夥しい土器や人骨、ここに邨田があった痕跡そのものが見つかっています。
復元住居です。これが幾つかあって中に住居が再現されています。脇に展望台があって俯瞰して見ることができますが、私、何度も書いていますが高い所が全然ダメなので近くで撮りました。
また堅苦しい遺跡の説明ばかりではなく、広場になっていますので市民の憩いの場になっています。公園になる前と言うか発掘する前は農場だったようなので、結構な面積を行政買い取ったのか借りているのか分かりませんが、大変な事業だったんだと思います。
正門脇に資料館と展示館という似たような名前の施設が並んでいます。展示館は真ん中に発掘時の様子を再現し出てきた貝の説明等しています。資料館は発見された土器の展示で役目が違うんですね。
子どもが小さい頃に一度来ただけで随分久しぶりに訪れたんですけど、平成6年開業とありまして公園として整備されたのは結構最近だと知りました。私たちが行ったのは未だ新しかった頃なのでした。知らなかった…。