長崎を代表する観光地にグラバー園というものがありますが、そこへ行くのにグラバー坂を登って行きます。するとグラバー園の手前に有名な大浦天主堂が見えて来ます。観光客がとても多い所です。
その脇に和泉屋さんというカステラ屋さんが入っているビルに、真宗大谷派妙行寺という文字を見つけました。なんでこの立地にお寺が?と思ったのですが何となく気になって入ってしまいました。
ここは日本なので、と言わなくても日本ですけどお寺があっても何の不思議もありません。ありませんが、グラバー園と大浦天主堂の隣に無くても良いのでは?と思ってしまいました。
後でよくよく調べたら、傍に諏訪神社もあってその3つが交わる所が祈りの三角ゾーンと言われているそうです。教会、神社、寺院があるって素晴らしいですね。他の国なら下手をすると戦争になります。

本堂と梵鐘を撮りましたが、遠くにビルが見えます。ここは坂の上で結構高い所にあります。梵鐘の脇にお墓もあります。多分死んでからも見晴らしが良い所が良いと言う人も多いんでしょうね。私は嫌ですけど。
敷地自体はそれほど大きくありませんが、本堂も立派ですし山門も素敵でした。ただ観光寺院では無いので一般の参詣の方の邪魔にならないようにしましょう。本来はとても静かな寺院です。
それとこちらは真宗大谷派、ということは浄土真宗です。御朱印はありませんからお気をつけ下さい。まあ集めている方には常識だとは思いますが。私は若い頃本願寺で聞いてしまったことがあります。あの頃は若かったなあ、反省。