川越観光の大本命で川越紹介の写真を見ると必ず出て来る物、それが時の鐘です。地元の人間は鐘撞堂又は薬師様と言っていますが、こちらを取り上げてみようと思います。結構行っているんですがいつも混んでいます。
本ブログはなるべく人物は写らないように写真を撮っていますが、そうなるとどうしてもこの様に目線を高く持って行かなければなりません。この日も物凄い人出でした。いつものことですが。
最初親戚から「薬師様」と聞いたのでてっきりお寺かと思っていました。でも行ってみると薬師神社の石塔がお出迎え。明治維新でお寺が廃寺になり神社になった、廃仏毀釈というヤツです。でも思いっきり薬師の名前が残っていますし。神仏混淆?
鐘撞堂の櫓の下を「この鐘も恐らく梵鐘なんだろうなあ」と思いながら潜り中に入ります。神社になってもご本尊?薬師如来って仏教でしょう?もう一神教の世界から来た人は理解不能でしょうね。理屈で考えるのをやめました。
川越には有名な神社複数ありますが比べたら相当こじんまりとしています。でも地元の神社感のある佇まいは落ち着きますし大好きです。本当は両隣の田中屋さんや福呂屋さんで買った食べ物を縁側でゆっくり食べたりしたい所ですよね。ちょっと人が多すぎて難しいですけど。
そして時の鐘ですが1日4回鳴らされます。自動で。最初見た時は非常にシュールだなあと思いましたが常駐の神主も居ない神社ですので、ルーチンを存続させるにはある程度文明に頼らなければ難しいのかなと思ったりもします。
こちらは「目の神様」なのですが絵馬は田中屋さんか福呂屋さんでお求め下さい。神主さんが非常駐なのでこれも仕方ないですよね。以前他所お遍路さんをした時に寺に常在のご住職がおらず、隣の蕎麦屋さんで御朱印を頂いたことを思い出しました。
ちょっと残念なのは前にも触れましたがブランコ が撤去されていたことです。古かったし神社本来の物でもないし仕方ないのかなとも思いますが、朝ドラ「つばさ」つばさちゃんと翔太くんの大事なシーンの思い出が失われてしまったのが少し寂しいなと思いました。