旧大井町の名前の由来になったのがこの大井戸だということなのですが、本当ですか?と疑いの目で見てしまいます。大井戸なんてそんなに珍しい物でもないし。でもそこを疑っても代案があるわけでもないので取り敢えず信じることにします。
最寄駅のふじみ野駅からですと西口を出て線路沿い鶴瀬方面に向かい、砂川掘を川越街道方面に進むとあります。なのですがちょっとフラフラ散歩しながら向かいまして、周辺にはお屋敷も多くちょっとしたお屋敷めぐり散歩になりました。
着いてみると本当に小さい一画にあります。ふじみ野市の案内とか見ると結構扱いが大きいのですが、ここだけを目的地にして訪れるとちょっとガッカリしてしまうと思います。
平安時代に掘られた物で既に穴はありません。でも石組みは当時のものが残っていたらしいです。復元ということでしたがそれなら貴重な物なのだと理解しました。整えてはいるんでしょうけどね。
井戸の脇にちょっとした座る所がありまして駅からずっと歩いて来たのでひと休み。自動販売機とかはありませんが小休止するにはちょうどいい感じです。
帰りは砂川堀沿い大井弁天の森を通って帰って来ました。砂川堀は名前の通り人工の物ではありますが既に周囲と調和した自然に近い川になっており、脇を歩いていて心地良かったです。そういえば鷺も見つけました。良い散歩でした。