このDVD、何故か日本映画の棚にありました。日仏合作映画である以上間違ってはいないのですがアラン・レネ監督作品で、主要スタッフはほぼフランス側、やっぱり限りなくフランス映画かなと思います。ヌーベルバーグに分類されるようです。本当はどっちでもいい話ですが探す時困りますよね。私は偶然発見しました。
“二十四時間の情事 図書館DVD” の続きを読むベックスコーヒーショップ 川越店
都内のターミナル駅に行くと駅ナカのお店がかなり充実していると感じます。ですが定期券のエリアで無かったりすると入場券を買って迄行くことは正直無い感じです。そういえば家族に言われて出張帰りに大宮駅でチーズタルトのお店に寄ったことがありました。買って帰りましたが買った本人は食べられず…。思い出してガッカリの記憶が蘇ってしまいました。あゝ…。
“ベックスコーヒーショップ 川越店” の続きを読む旧浅田医院
今回は名所でも何でもありません。ご存知の方に懐かしんで頂ければ幸いです。
“旧浅田医院” の続きを読む裸の銃を持つ男 PART33 1/3 図書館DVD
金曜日は図書館で借りたものをテーマに文章を綴って来ました。図書館って本を読んだり借りたりする所だと思っていらっしゃる方も多いと思います。私も若い頃は本を借りていました。1日1〜2冊くらい本を読んでいた時期もあります。
“裸の銃を持つ男 PART33 1/3 図書館DVD” の続きを読むヤオコー川越美術館 ラウンジ
単独の記事ではなく美術館の紹介の中で書きなさいよ。そういう声も聞こえてきそうですが、ラウンジだけの利用も可能なので敢えて別でご紹介させて頂きます。
“ヤオコー川越美術館 ラウンジ” の続きを読むヤオコー川越美術館
関東以外の人にはまずヤオコーが何かから話をしないといけませんね。川越に本社を置く地元スーパーということになりますが、東京環状線、国道16号線沿いに千葉、東京、神奈川にも店舗を拡げてきた会社です。そこから群馬、栃木、茨城を含んだ一都六県全てに店舗があるようです。でもやはり埼玉県に店舗が多いですね。
“ヤオコー川越美術館” の続きを読むNHKスペシャル ローマ帝国 第二集 図書館DVD
群馬県と長野県を営業担当していた頃アポとアポの間が空いてしまい、高速道路を使わずに軽井沢から嬬恋に抜けて沼田に向かおうとしていた時、鎌原観音堂という所を見つけました。「日本のポンペイ」と呼ばれているようですが、隣の嬬恋郷土資料館を覗いてみると天明の浅間山の噴火、それに伴い鎌原村が土石流に埋れてしまったこと、発掘調査で観音堂の埋もれた階段から老婆とそれを背負った娘と思われる人物の遺体が発掘されたこと、まさにポンペイ。皆さんも何かのついでで全然良いので一度訪れてみて下さい。自然の圧倒的な力と人間の優しさに頬を涙が…。そんな人は周りにいないので相当恥ずかしかったですが。
お借りしたディスクは結構キズになっていました。古代ローマはあまり興味がなくてもポンペイには惹かれるという人が結構いらっしゃるのか、それとも誰かの取り扱いが悪かったのか一集よりは盤の状態があまり良くなかったです。三集とも満遍なく借りられているとは思いますが。
本タイトルは先日取り上げたローマ帝国の第二集になりますがポンペイをメインに取り上げています。ポンペイとは何かと言えば古代ローマ時代に栄えた都市でヴェスヴィオ火山の噴火により埋れてしまった街です。その後ブドウ畑とかに変わって千数百年の時を経て発掘調査されました。気になってwikiを見て見たのですが突然見つかった訳ではなく、こまごまとは遺物が出てきており町が埋まっていることはある程度分かっていたようです。

紙は中国の発明なので、あってもかなり貴重品なので壁に釘などで文字を書いていたそうです。それだと間違えたりしたら面倒なんじゃないかしらとか思いますが、壁に文字が残っていたから研究が進んだようです。紙だったら燃えてしまっていますよね。本編でも紙は高級品だったと言ってました。又、落書きの方が正式な文書よりも深く人々の生活を映し出すということもあります。
子ども達が古代の水飲み場でじゃれている所がすごく可愛かったです。子ども同士でもやっぱり女の子にちょっかいを出すイタリア人男子。さすがですね。日本の女の子だったらムキになって怒ったりするんでしょうけど、軽く流せるのもイタリア女子のなせる技なんでしょうね。人間っていつまで経っても、と思うのと同時に古代ポンペイでも同じようなことをやってたんだろうなあと思ってしまいました。
Italian Tomato 東武霞ヶ関駅南口店
80年代、ちょうどバブル期にイタ飯ブームとかいう物がございました。痛いご飯では無いですよ。イタリア料理のことです。若い人なんかは「だったらそう言ってくれ」と思うでしょう。私もそう思っていました。略す意味あるの?とかですね。それまでは一般的にはスパゲティと言えばミートソースかナポリタンという認識だったのが、色んなパスタ料理が家庭にも入って来るきっかけになったと思います。タラコスパゲティとかクリームソーススパゲティとか。
私も当時は未だ若くお金も無かったのでちゃんとしたレストランなんて夢の又夢、それでもフランス料理店よりは安かったのでしょうが、なかなか行けるものではありませんでした。本題のイタリアン・トマトさんだって結構高かったイメージありますよ。私は出身が東京ではあるのですが千葉に近かったもので、サイゼリヤさんには良く行った記憶があります。サイゼリヤさんは千葉が発祥らしいです。その頃はそんなことは知りませんでしたが千葉にばっかりあるなとは思っていました。
話がそれましたが本題に入ります。表題のこの店舗は霞ヶ関駅の駅前、階段のすぐ脇にあります。というか駅前で喫茶店はここしかありません。マクドナルドはありますね。又、話が逸れて恐縮ですが駅前はやたら飲み屋さんが多いです。元々飲み屋さんだったのか駅が衰退していくうちに店舗が変わっていったのか、ちょっとわかりません。

又またモーニングの時間で、ホームブレンドコーヒーとホットドッグのセットを頂きました。開店すぐだったみたいでお客さんは私しかいませんでしたが、周りに喫茶店が無いからかどんどんお客さんが入ってきました。店員さんは一人で大変じゃないのかなと思いながら見ていました。
こちらの店は分煙になっておらずグルメサイトなんかでもそこは辛く点がついているようです。私もタバコは吸わないのですがあんまり気にならない方なので特に問題ありませんでした。コーヒーは重め。ホットドッグも美味しく頂きました。食べていませんがケーキも美味しそうでしたよ。駅前でノンアルコールでとなるとあまり選択肢が無いので、何かの折には使ってみて下さい。
南院遺跡
日本社会の構造が諸々変革されたのが明治維新で、そのおかげで今の日本があると言えるのでしょうが、古い物を随分切り捨ててもいます。取っておけば今頃…なんて物は色々あって、まあそれで残った物は博物館なんかで展示されているんですけどね。川越は大規模な空襲が無かったおかげで色んな物が残っている方だと思います。東京は空襲と再開発で本当の意味での古い物は少ないです。古い物好きの私としてはそれだけでも嬉しい街なんです。
その明治維新の時天皇の権威を高める為、神仏分離ということを行いました。せっかく神仏混淆してあった物を分離しようとした訳です。そして行われたのが廃仏毀釈という運動で、お寺さんが随分破壊されたりしたようです。しかも破壊したのは僧侶だったりしたそうで、どんな気持ちだったのか。そしてこちら南院も廃寺となりました。

お寺のお墓の部分だけ残されているという感じです。お寺を再興しようにも周りは民家だったり高校だったりして既に不可能なんでしょうね。喜多院、中院、南院が3つ揃えば話題にもなりそうなんですけど。説明が後になり申し訳無いのですがこの3院、元々は星野山無量寿寺という同じお寺だったそうです。
喜多院にお参りし中院にお参りして南院で手を合わせこの3院に想いを馳せていると、人間の業みたいなものを凄く感じてしまいます。元は中院の勢力が大きかったが、天海和尚が徳川家康のプレーンとなり喜多が興隆し勢力を広げ、東照宮建立の折に中院は移転させられる。一番勢力の小さかった南院は廃仏毀釈で廃寺になり…。
南院遺跡迄〇〇メートルとかの案内板がある訳ではありませんので、見つけにくい所ではありますが中院のすぐ前にありますので、お気付きの際にはお参りをして頂ければと思います。私はいつ見ても切ない気持ちになってしまいます。
恋人よ帰れ!わが胸に 図書館DVD
海外映画を日本に持って来る時にタイトルをどうするかという問題が発生します。英語だとわかりづらいのでわかりやすい題を考えたりします。私が一番最初に紹介しました「恋人たちの予感」であれば原題そのまま直訳すると、「ハリーがサリーに会った時」となります。個人的には悪くないと思うのですが映画会社としてはより売れそうな題名にしたいんでしょうね。80年代は「愛〜」というタイトルの映画が多いこと。
本タイトルですが原題は「フォーチュンクッキー」です。AKBではありません。当時は当然あの歌はある訳ないのでフォーチュンクッキーというタイトルでは分かりにくいと感じたのでしょう。でも「恋人よ帰れ!わが胸に」はないかなぁ。元妻に帰って欲しいという下りはありますが主題はそこには無いので。

このジャケットですが、バーコード貼る所が無かったんでしょうね。タイトルが読めません。ジャック・レモンにウォルター・マッソー、それにこの映画ぐらいでしか観たことありませんがジュディ・ウエスト。彼女は俳優のマイケル・ウェストンの母親とのこと。
本タイトルはビリー・ワイルダー作ということで、ストーリーが大変しっかりした作品です。又、何と言ってもレモンとマッソーの掛け合い。本作が初共演だったと思いますが素晴らしいの一言です。2人とも若いですね。
1960年代の作品ですが未だ黒人差別があったり、最後の場面でレモンがウエストのお尻を蹴ったりと、今の感覚で観るとなかなか受け入れられない場面も確かにあります。でもそれを差し置いても良いものは色褪せない、本当にそう思いました。