私が子どもの頃は日本では恐竜の化石はほとんど発掘されていなかったように思います。日本列島はその昔海だったからとか色々言われていました。でもその後あちこちから化石が出てきてそこかしこに博物館やら記念館やら建っています。
なのでもうすっかり珍しくない感じですが、こちらは何と世界遺産の軍艦島が見える場所にあり、軍艦島資料館もこちらの恐竜パーク内にあります。なので両方ご紹介しようと思います。
まずは恐竜博物館です。まあ正直そんなに展示はありません。軍艦島資料館と合わせても500円という入場料からお察し下さい。でもティラノサウルスの化石のレプリカとかなかなかの迫力です。
それとこちらの博物館は新しいので入ってとても気持ち良いです。それともう最近は鳥は恐竜の一種というのが定説になっているんですね。こどもたちが小さい頃、最近の研究ではそれが有力と聞きましたが本当にそうなんですね。
こちら入口から奥までまっすぐ回廊が延びていて、大きなガラス窓から軍艦島が良く見えます。恐竜だけ見て帰ろうと思っていた人も見えてしまうと行きたくなるという心理を突いているのかしら。なので続けて行ってみましょう。
入口で長崎が産んだスーパースター、福山雅治さんがお出迎えです。長崎ふるさと大使になっているそうです。ご自身の写真より撮った写真を見てもらいたいんでしょうけど、まあこうなっちゃいますよね。確かNHKか何かの企画で軍艦島の写真だったと思います。
遠くから見てもビルが狭いところにギチギチに建っているのがわかりますので、かなりの人が住んでいたようです。そんな島の暮らしがわかる展示になっています。最盛期の人口密度は東京23区の9倍だったと言いますから本当にギュウギュウだったんでしょう。
福岡にも旧炭鉱はいっぱいありますが閉山しても人は住んでいます。減りはしますけど。でも島は産業が無くなったら住めないですよね。あ、そもそも全島三菱さんの持ち物だったそうです。今は長崎市の物です。
そういうことでこどもは恐竜、大人は軍艦島でそれなりに楽しめると思います。ただこちら長崎市と言っても長崎駅からバスで一時間掛かります。車でも40分。結構行くのは大変です。あ、それと福山さんの写真は常設では無いと思います。