何か帰ってきてすぐに父が亡くなったこともあるのですが、あっという間にひと月が経ってしまいました。荷物の片付けもかなり強引にやってしまったこともあり、未だに「あれは何処に行った?」ということばかりです。
それと既に連れ合いも一人に慣れてしまっており、やはりチグハグしています。考えてみたら福岡に行く前は子どもも居ましたが、独立してしまって今は夫婦のみ。新婚時代に戻った感じです。でもそんな甘いものでもなく…。
まあ新婚時代もそんな甘い感じもありませんでしたけどね。なんとなく一緒になった感じで、あ、勿論仲が悪かった訳ではありませんよ。何か劇的なことがあったり情熱的なことがあったりした訳ではないという感じかな。
なので私の荷物を何処に置くかとかの問題もあったりします。元々のスペースに連れ合いの物が置いてあったりするので、それもどうしようかとか。あと困っている物に食器があります。
九州は焼物天国なので、有田焼、小石原焼、小鹿田焼、薩摩焼、肥前びーどろ、高い物は買っていませんが、捨てるには勿体無いものばかりです。でも食器棚は限られていますし。家にあるものも萩焼だったり美濃焼もありますし。
それでも割れる物ではあるのでそのうち落ち着いては来ると思います。でもどうでも良い景品みたいなグラスとかは割れないんですよね。震災でもビールのオマケのコップは割れなかったとかそういう話ってありますよね。
フジコ・ヘミングさんや中尾彬さんが亡くなったりしていて思うところもあるのですが、父の方が自分としては大きくて、当り前ですが、なかなか書くことが出来ません。そのうち整理が出来てきたら思うことを書けると思います。
そうこうしている内にもう6月です。梅雨に入って行くと思いますが、又今年も暑いんだろうとか思うと憂鬱になります。でも季節が巡ってくれないと哀しみも消えないので、ゆっくり生きて行こうと思います。