駆け込みで本当に申し訳ありませんが明日迄の展覧会の感想の記事です。これを見て行きたくなってしまった方がいたら申し訳ありませんと先に謝っておきます。どうしてもという方は京都と愛知で巡回があります。
久しぶりの美術館の記事です。吉田初三郎さんの展覧会以来です。あの時は府中市美術館でしたが今回は国立西洋美術館。差別するつもりはありませんが、どうしても期待値は高くなります。
上野駅の改札を出て上野公園に入るのに、すぐ道があって信号を渡らないと行けなかったのが、今は道を分断してそのまま行けるようになりました。そんなに変わらないと思っていましたが、やはりそこで人波が止まらないのは良いですね。
展覧会はとても混んでいて美術館前はとても混んでいました。チケットはあらかじめ買っていましたし予約もしていましたが並ぶことには変わりありません。館内も混んでいてソーシャル・ディスタンスは何処に行った?
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入り口のサイネージです。結構写真を撮っていらっしゃる方がいました。まあ自分もそうなんですけど。ちなみに今回の展示は60数点です。何か数年前迄は一つの展覧会でだいたい百点前後展示があったと思います。円高とか関係あるのかしら。
初期の作品もありましたが一連の睡蓮の作品がかなり展示されていました。ジヴェルニーに移り住んで日本風の橋まで作って作品に没頭していた訳ですが、白内障を患ってからの作品はかなり難解で、こうやって見えていたのかな?という感じです。下手とかでは無いんですが。
睡蓮の他にも黄色いアイリスやキスゲ、藤、アガパンサスなどの花々、枝垂れ柳などの植物もとても美しかったです。もっともモネ自身は花より水辺の色、空の色と緑の調和を描きたかったみたいですけど。
最後に常設展示を観ました。いつもながら結構空いていました。でもそこにもモネのえが3点も展示されています。モネが好きならそこも見て欲しいなと思います。その他フェルメールもあるしハマスホイもあるし、個展だったら人だかりが出来ているでしょうに。