ビートルズ誕生秘話 〜ピート・ベスト・ストーリー〜 図書館DVD

図書館DVD/CDの記事でビートルズを取り上げたことがありませんでした。それほど詳しくないというのもありますが結構借りられているのでタイミングを逸しています。私でさえ産まれる前のグループなのに本当凄いです。

「何者でもない」若者たちがのし上がっていくストーリーはとても興味深いのですが、やはりそこから脱落する者も出てきます。ビートルズではスチュワート・サトクリフさんとピート・ベストさんがそうなんでしょうね。

このタイトルはピート・ベスト側から見たビートルズの話かと思って観たのですが、特にピート側に偏った内容ではなく初期ビートルズの誕生から発展を描いています。メジャー前にピートは辞めていますので、その後のことは描かれていませんが。

色んな方々がインタビューに答える形ではありますが、メジャー・デビュー前の話が中心ですのでハンブルク時代の話が中心になります。ハンブルクって空襲も酷かったはずですが、この頃にはかなり復興して栄えていたんですね。トーキョーもそうですが。

スチュワート・サトクリフのベース音を録音に採用しなかった話や、トニー・シェリダンのバックを演った後、人気で上回ってしまった話など、のし上がって行く時の雰囲気がとても伝わってきます。

まあビートルズが好きな方にはとても面白いと思いますが、あまり興味が無い方にはちょっと観るのはお勧めしません。2時間掛かりますので。個人的には淡々とした構成なのに当時のビートルズの勢いが凄く伝わる内容で良かったです。

ピートが辞めさせられたことを色んな人が非難している感じで終わりますが、結局原因は演奏技術だったんだと思います。上手い下手は私には分かりませんが、これから売って行くのに何か障害があったんでしょうね。

まあもう60年以上前の話ですし、このDVDでインタビューを受けている人も結構鬼籍に入っています。ビートルズもジョンとジョージは亡くなっています。まあこうやって全て伝説になっていくのかな?と思います。

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