初めて時代劇のDVDを借りました。時代劇ってそもそも今はほとんどテレビでもやっていません。大河ドラマくらいですかね。どこまでを時代劇というかわかりませんが、明治時代も含めるなら朝ドラもたまにありますね。
時代劇が少なくなっているのは単純に視聴率が取れなくなって来たことと、少なくなって来ているので制作費が多く掛かってしまうこと、制作側にも人材が少なくなっていることなどです。この条件をクリア出来るのはテレビですとNHKくらいですよね。
まあ図書館とNHKも相性が良いのかNHKのドキュメンタリーのDVDも多いです。私も結構借りています。そう言えばこのブログの初期に借りた「ツバキ文具店」もNHKのドラマでした。
ツバキ文具店は結構借りる人が多く纏めて借りられず、このブログでも3回に分けてご紹介することになりました。今回は纏め借りが出来たのでそのままご紹介します。あ、川越市立図書館ではDVDとCDは1回に3枚迄借りることができます。

正直こちらの感性が時代劇慣れしていない部分もありますが、何か現代劇を観ているような感じがしました。誰に聞いたか忘れましたが昔の時代劇の脚本家の人で、ネタに困ったらOヘンリの短編集を漁っていた人がいたと聞いたことがあります。感動のツボは古今東西同じなんですよね。
清原果耶さんはこの時多分17歳くらいだと思いますが、この人は本当に自然に役に入り込みますね。ちょっとかつらが合っていない気もしますが。色々な役を演じられてとても良い役者さんになっていますね。私の娘よりも若いのですが、大好きな役者さんです。
町田啓太さんもイマイチ合っていない気がしますが、昨年の大河ドラマでは藤原公任を演じられていました。北村有起哉さんも以前大河ドラマで幕末の志士の大山格之助を演じられていましたが、今回の役も大山も剣の達人という設定でした。この間迄の朝ドラのお父さんとはエラい違いです。
松尾諭さん、濱田マリさん、石橋蓮司さん、そして宇梶剛士さんの面々は、不思議の国のアリスでのハンプティダンプティとか、オズの魔法使いのブリキのカカシの類と同じですね。ヒロインの奈々さんはアリスやドロシーよりは行動力がありますが。
そんな感じで話は正直おとぎ話です。そんな訳ないじゃんと言ってしまうとそれまでなんですけど、まあ清原さんと町田さんのラブストーリーということで良いのかな?年齢差はありますが。重厚な時代劇はそれはそれで観るのも大変なので私には丁度良い感じでした。