父の四十九日も終わりようやく落ち着いて来るかと思ったら、母に神棚の処分を相談されました。実家は自営業だったのですが父が神棚のお世話をしていました。母はちょっとやれないと言ってなんとかしたいようでした。
近所の神社に電話をして、お焚き上げをお願いしました。イメージとしてはお社をお持ちして預かって頂く、という感じで思っていたのですが、30分くらいです。玉串料が一万円です。あれ?金額はともかく本格的にお祓いをする?
とはいえそこまでしなくても良いとも言えずにお願いしてしまいました。私も兄もそこの神社でお宮参りや七五三をしていますので、つつがなくやって頂けるんだろうと思いつつ、母と2人で行ってみました。
入っていきなり100円を拾いました。お庭掃除をしている方に聞いたらお賽銭箱に入れておいて、とのことだったのでそうしました。私の持っている荷物を見てお参りが終わったら社務所に来て下さいと言われました。
七五三の時も入ったのかもしれませんが、社務所の中に入ったのは記憶にありませんでした。待合室はちゃんとテーブルが数個ありました。覚えてはいませんがここで待っていたのかな?もう50年近く前なのでリフォームはしているのかな?
社殿の中に通されてしっかりお祓いして頂きました。私と母だけのためにです。一万円ではとても申し訳ない気持ちでした。ネットで調べたら相場は一万円から三万円くらいのようなので、もう少し色を付けておいた方が良かったかな?とか思ってしまいました。
父が大事にしていたものの処分というのは本当に複雑な気持ちになります。なのでしっかりお祈りしていただいて良かったと思います。そして本当に久しぶりに訪れた神社は大人になった自分には小さく見えました。ビー・ジーズの「若葉の頃」みたいでした。