震災ミュージアム 熊本県南阿蘇村

熊本地震は何となく熊本城の崩落が有名になってしまっていますが、阿蘇地域もかなりの被害が出ました。と言っても勿論私の来九前の話ですが、震度7の地震が2度来たというとんでもない大きさの地震でした。

実はもっと前に訪れたかったのです。実際一度行こうとした時にナビで表示される道が不通になっていたりして行き方がわかりませんでした。冬の阿蘇は寒いしで早々に断念してしまいました。

この時ようやく来ることが出来ましたが、こちら歩いては行けないかもしれません。途中未だ工事している所もありますし。一部砂利道に揺られながらようやく辿り着きました。バスも無さそうです。

元々は東海大学農学部があった所、というか東海大学だったから残せたということもあるんでしょうね。農場とかは残っていますが熊本市内のキャンパスに移転、更に現在は熊本空港近くに新キャンパスが出来てそちらに移転しています。

地割れです。研究対象になっているそうです。なのでそのまま残しています。屋根を付けておかないと雨風で風化するからでしょうか。かなり生々しいです。それを言うとあちこちにありますが。

建物も酷いです。一部建物が切り取られているのですが、恐らく崩落の危険があるところを壊したのかと思われます。因みにこちらは1号館と言いまして、事務関係の建物だったそうです。昼間の地震だったら犠牲者も出たでしょうね。

実際東海大学は学生さんも3名の方が亡くなっているそうです。ご冥福をお祈りします。こちらは同じ敷地にワンピースの銅像がありそれを目当ての方もいらっしゃいますが、やはり震災遺構を見て帰る方も多いそうです。まあワンピース像も震災復興プロジェクトの一環ですしね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です