ペンギンって近くで見るとあんまり可愛くないと言ったら友達に嫌な顔をされました。というかだいたいの生き物はそうなんでしょうけど。クマとか山で見たら怖いはずですよ。以前車の中で良かったですけどイノシシの群れに遭遇したことがあります。いやあ怖かったですよ。
前回に引き続き教養物ですがこちら商業映画として公開されたものなので、陳列棚としては洋画の所にありました。公開当時話題になっていましたがこれも結局行けず今回が初見になります。
ナレーションが擬人化されていますがドキュメンタリーです。私は専門家でも無ければペンギン愛好家でもないので生態迄は良く知りませんでした。というかこんな鳴き声なんだという所から始まってますけど。
基本的なこととして南極に住むペンギンって2種類しかいません。そのうちの1種がコウテイペンギンです。しかし交尾、産卵、子育ての為に内陸に入って行くというのは全く知りませんでした。
ヨチヨチ歩いて内陸に向かっていますが何かに襲われないのだろうかと思いましたが、そもそもあまり生物も居ないし結構大きいんですよねコウテイペンギンって。だからこんな生態なんでしょうね。
ドキュメンタリーなんで群れから逸れたペンギンの姿も映し出しますが恐らくダメだったんでしょうね。助けることもしない、できないし、ありのままを映しています。アザラシに食べられるところも。雛が死ぬところも。
ありきたりの感想ですがこんな過酷な環境で良く生きているなあと思います。過酷な環境だから天敵も少ないんでしょうね。雛には天敵がいましたが。流石に親鳥を襲おうとはしていませんでしたね。何ていう鳥だったんでしょう?
最初のナレーションでオスの数が少ないという話があります。卵が産まれて直ぐはオスが卵を暖める為メスが食べ物を取りに行って帰ってきたらオスの番、なので空腹で食べ物を取りに行くことになり生存率が低くなるようです。やっぱり過酷。
子育てが終わるとオスとメスのパートナー関係は解消されます。なので「来年も一緒になれるといいわね」「カップルはそれぞれの道へ」というナレーションに繋がります。オスが少ないからその方が公平?なんでしょうか。
そしてペンギンの赤ちゃんがカワイイ!最初の文と矛盾してますかね。赤ちゃんはどんな生き物でもカワイイですが大画面で見たかったなあと思わせる画像がいっぱいありました。お子様と一緒に観るのもオススメですが子どもは飽きちゃうかなあ?