昨今御朱印集めがブームになっています。私は会社の先輩に教えて貰ってから始めまして10数年になります。最初の御朱印帳を見直してみましたがそうですね。平成20年甲府の武田神社で頂きました。
その頃はそんなに騒がれていなかったと思いますし、あんまり並んで書いて頂いた記憶もありません。勿論お正月の初詣や七福神めぐりでは並んで書いて頂くことはありましたが、せいぜい正月とか大きい寺社くらいで他はほぼ並ばずに書いて頂いていました。
実は教えてもらってからも数年は頂いていませんでした。その前は出掛ける度にお守りを買ったりしていました。でもお守りは本来返さないといけないものです。旅の思い出としてはねえ…と思っていた時でもあり、そのタイミングでお守りやお札はやめて御朱印を頂くことにしました。
元々旅の思い出程度の考えでしか無かったこともあり、現在旅の思い出はこうしてブログなるものを書いて残している訳で、思い切ってやめてみようと思いとりあえず今は休止しています。帳面ももう10冊以上になっていますし。
最近はブームにもなっているせいか転売屋が出て来たりしているみたいです。ご苦労なことです。怒っている方もいらっしゃいますがこれ、実は最近だけの話では無く西国八十八箇所の集印掛軸とか昔から結構売られています。
「今のは業者がそもそも転売目的で…」という反論をされることも理解しています。私も別に賛成している訳ではありません。でもそれを言い出すとそもそも季節限定御朱印とか、結構寺社でも商売みたいになっている所もあります。なので私としては何とも言えません。
善意の話をしますと掛軸については八十八箇所はかなり厳しい道のりです。お年寄りとかはなかなか行けません。なので代わりにお参りして頂いたということにしてその代わりしっかり掛軸にお参りすることで、買った掛軸でも立派にご利益があると聞いたことがあります。
私自身は御朱印の列に並ぶことはやめて寺社の中を散策する時間が増えました。それブログネタを探しているだけだろうというご指摘、半分は当たりです。罰当たりなことには変わりはありません。ダメなワタクシ。でも巡礼は続きます。
色々ご意見はあるかと思いますがワタクシ自身も不届き者です。信仰心厚い方からしたら何だよという話なのですが、熱心な信者だけでは日本の多くの寺社が成り立たないのも又事実です。なので迷惑をお掛けしない限りにおいてライト層も許して下されば有難いです。