バングルス グレイテスト・ヒッツ 図書館CD

ポップ・ミュージックの世界は男性優位の世界だと、以前の記事で書きました。ロックンロールの世界ではもっとひどいです。オール・ガールズ・バンドという言い方も何か嫌ですが、出てきてもなかなか売れませんでした。

ランナウェイズなんかが日本では有名でしたが、アメリカのチャートではイマイチでした。メンバーのジョーン・ジェットがソロになってヒットを飛ばしますが、バンド・メンバーは男性ばかり。

1981年にゴーゴーズが初めてビルボードのアルバム・チャートでトップを取ります。ようやくですね。でも彼女達のシングルでの最高は2位です。1位を阻んだのがジョーン・ジェットだったという落ちでした。

さて、その5年後に全米1位を獲得したのがこのバングルスの「エジプシャン」でした。前置きが長くなりました。この曲は1987年の年度1位にもなっています。でもこの後に続くバンドが無いんですよね。

私が最初にこのグループの存在を知ったのは、貸しレコード屋さんのお勧めコーナーにあった「シルバースクリーンの妖精」という、セカンド・アルバムでした。レコードに針を落とし(古い).「マニック・マンデー」を聴いてからすっかり気に入ってしまいました。

ギター2本、ベース、ドラムのシンプルな構成、4人共リード・ボーカルが取れるので、コーラスなんかも心地良く、繰り返し聴いたものです。その中でもスザンナのちょっと甘えた感じの声が一番受けて、ヒット曲のほとんどは彼女のリードの曲です。

最初の解散はスザンナばかり売れるというのも原因だったのかもしれません。3枚目のアルバムを出し、その中から「恋の手ほどき IN YOUR ROOM」「胸いっぱいの愛」というビッグヒットを連発しながら解散ということになりました。この2曲もスザンナですね。

解散後はそのスザンナもソロでは上手くいかず、夫の映画のサントラで4人が再度集まり、再結成して今に至ります。あ、マイケルが抜けました。彼女も解散後ソロの話があり、レコーディングもしたのですがリリースに至らず。現在はこの業界から引退とのこと。

このアルバムはベスト盤なので、ヒット曲を年代順に並べただけの構成ですが、耳に心地良い曲ばかりですので、通して聞いて頂いても十分彼女達の魅力が判ると思います。本当は個別のアルバムも紹介したい所です。

どうでも良い話ですが、再結成辺りからバンド名の前に「The」が付いたみたいです。定冠詞が付く付かないって日本人には感覚が良く分かりませんが、ネイティブの方は結構気になるみたいですね。

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