ゴッホ展 上野の森美術館

東京は世界的に見ても美術展の多い都市です。美術館を訪れる年間延人数も世界有数と聞いています。絵画の保存技術も高く盗難やユネスコ条約違反を心配することも無い、来場者数もある程度計算できる。となるとやはり貸出先としても安心感があるのでしょう。海外の美術館が改修工事中の絵画の貸出先として、日本、特に東京は選ばれやすくなっています。

私、年に数回美術館を訪れるのですが近年は見たい展覧会が結構多いです。でも展覧会に行くのも体力的にきついというか集中力が続かないので、観たい物がいくつもあっても中々観に行けません。歳のせいにはしたくありませんけど。

ゴッホ展は何かしょっ中やっている印象があります。日本で人気も高いんでしょうね。厳選して観に行くことにすると「又今度あるよね」という感覚から漏れてしまいがちになっていました。

それで思い出したら最後に行ったのは何時?と考えたら何と1995年の横浜市美術館以来行っていないことに気づきました。あら、これは今回行かなきゃという感じで行くことにしました。

今回は「ひまわり」こそ無いものの、初期の作品から療養所に入っていた時の作品迄満遍なく展示があります。27歳で画家を志し37歳で自ら命を絶った、その人生が詰まっている、そんなことを思いながら鑑賞していました。

私は美大出身でもありませんし全然詳しい訳でもありませんが、やはり後半の作品の方が質は高いのかなとか思ってしまいました。上から目線のつもりは無いのですけど、ゴッホは天才でもあるのでしょうが努力家なんでしょうね。

これも又何時もやっていることなのですが、その展覧会でマイお気に入りを見つけるということです。今回は三点ありました。「麦畑」「サン=レミ療養院の庭」「薔薇」でした。写真は「薔薇」のポートレート。

前に終わった展示会を紹介した事がありましたが、今回は1月13日迄開催されています。今回も終わった展示ではさすがに申し訳無いので、七福神紹介に割り込んでみました。平日でも混んでましたが一見の価値はありすぎるほどありますので、ぜひご覧になってみて下さいね。

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