日本人に長く愛された海外の俳優さんと言えば、男性ならアラン・ドロン、女性ならオードリー・ヘップバーンということになりますが、この二人は公開作品が途絶えても絶えず人気投票で1位を保ち続けていました。
アラン・ドロンはフランス映画が主戦場だったのに対して、オードリー・ヘップバーンはハリウッドということもあり、ほとんどの出演作が封切り、ビデオ化、DVD化がなされています。又、借りる人も多いのでしょう。川越に限らずでしょうが、他の自治体の図書館にも多いです。
本タイトルはその中の一作で個人的には大変大好きなのですが、世間的な評価はあまり高くありません。まあ、ハラハラドキドキしたり感動して泣いたりという類の映画じゃありませんしね。業界内輪ネタというか。
ウイリアム・ホールデンのいいオトコぶりは相変わらずですが、今の基準だとセクハラになっちゃいますね。トニー・カーティスの雑な扱われ方もなかなかいい味を出しています。ちょっと可哀想になっちゃいますけど。オードリー・ヘップバーンについては説明不要の美しさ。衣装は当然のジヴァンシー。
これも視聴には問題ありませんが、ディスクに傷が多いです。未だ借りていませんがローマの休日とかどうなんだろう?公共物ですので、皆さんも借りる時は丁寧にお扱い下さいね。