九州大学は旧帝国大学としては4番目に建てられた帝国大学の流れを汲む大学です。熊本や長崎も帝国大学の誘致をしていたそうですが、最終的に福岡に決まりました。この意味はとても大きかったそうです。
今でこそ福岡は九州最大の都市となっていますが、第二次世界大戦前迄は熊本が九州の中心的な位置を占めていました。それが戦後どんどん福岡が発展して立場が変わりますが、帝国大学があったことが原因という説があります。熊本の方が地図上は九州の中心っぽいですよね。
その九州大学の医学部と付属病院が東区の馬出にあります。県庁もそばにありますが元々天神にあったそうです。手狭になったのに天神では拡大のしようもなくこの地に移ったということでした。
こちらの歴史館は大学の敷地内にあります。国立大学ですのでどなたでも入ることができます。建物は古めかしい感じですがかつての講堂の復元建築です。無料とのことなので入ってみることにしました。

中は医学部の今までの歴史や貴重な資料が並んでいます。あ、あんまり見学者もいないのでしょう。開館時間が過ぎていたのに閉館しましたの表示があり、でも自動ドアが開いて中に人がいたので呼んで入れて頂きました。電気もついていませんでした。まあ節電ですかね…。
まあ良いことも書かれていますが悪いことも正直に書いています。戦前の捕虜に対する人体実験や学園闘争の暴動の話とか。まあそういうことを乗り越えて今があるということなんでしょうね。
訪れた日は2階は閉まっていました。企画展示がある時は開いているそうです。まあなかなか来ることも無いでしょうが、病院にお世話になる方やお見舞いでお見えの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
