このアルバム、何回聴いたことでしょう。ピンク・フロイドの代表作です。彼らには「ウォール」というもう一つの傑作があります。あちらの方が売れたと思いますが、ロングセラーという意味では断然こちらですね。
セールスはともかくとしてバンドとして纏っていたのはこちらの時期です。ロジャー・ウォータースのワンマン・バンドになる前の作品なので、それぞれのメンバーの作品が収められ且つ纏まりのある作品となっています。
ピンク・フロイドも既にオリジナル・メンバーはロジャーとニック・メイスンのみ。デヴィッド・ギルモアとでは再結成は無理だと思われますので、昔の作品を聴くしか無くなっています。それが普通なんでしょう。ストーンズが異常なだけで。

ヒプノシスのジャケットも懐かしい感じですが、ピンク・フロイドのちょっとミステリアスな感じは一連のヒプノシスの仕事のおかげでもあります。当時これがすごく格好良かったんですよね。今でもそう思います。
私の大好きなレスリー・ダンカンさんのコーラスが「タイム〜ブリーズ」に入っています。ゲストとしてはその次の「虚空のスキャット」のクレア・トリーさんに全部持っていかれてる印象ですけど。
「マネー」はテレビ番組で良く使われています。ABBAの「マネー・マネー・マネー」と双璧で金融関係のニュースとか投資関係で取り上げられています。それで良いのかは別にして。
それとかなり借りられているんでしょうね。CDケースがボロボロです。解説書も。でもディスクは無事でした。不特定多数の方が借りられるので限界はありますが、なるべく丁寧に扱いましょうね。自戒も込めて。
