一昨日の記事で目抜通りの長崎街道と書きましたが本来の長崎街道は1本入った所にありました。一方通行の所があったりして既にあんまり便利では無いですけど。矢上は矢上宿と言う宿場町だったようです。
番所橋と言う橋のそばにこちらの食堂を見つけました。かつてそこに矢上番所と言う物があり、通る旅人を監視していたそうです。やはりそこは長崎ですね。江戸時代は情報を遮断する必要があったでしょうから。
元々は石造りの眼鏡橋だったそうですが、今はコンクリート造りの何の変哲のない橋となっています。まあそれでもそれなりに古く、今となってはちょっと良い雰囲気ではありますけどそれほど珍しいものではないかなと。
あ、橋の話ではなかった。こちらのお店ですが外装はちょっと良い洋館のように見えます。看板らしきものが見つからずちょっと心配になりましたが、中に人が見えたので大丈夫そうなので入ってみることにしました。
中の雰囲気も所謂洋風のレストラン風なのですがメニューは完全に定食屋さんの物。うどん300円とかラーメン380円とか。1000円以上のメニューが見当たりません。あ、皿うどんが1500円、でも2人前だそうです。
何故か焼きうどんを注文してしまいました。500円でしたが具も多くかなりお得です。麺は柔らかめ、さすが九州です。でもこの柔らかい麺がソースを吸ってとっても良いお味になっています。熱々でそれも良かった。
お昼前でしたがお客さんでほぼ満席でした。奥の座敷は空いていたかな?あ、洋風のレストラン風って言っていて矛盾していますね。スミマセン。目抜通りからは奥まった所にあるので多分常連さんが多いのだと思います。
それと店の外に矢上番所、番所橋の説明と矢上番所跡の碑が建っています。しかし本当外観と中身のギャップは凄いです。美味しいし安いからいいんですけど。でもやはり看板が無いと初めての人間は不安ですね。そもそも分からないし。