住吉 神奈川県川崎市

東京の下町出身として、久寿餅と言ったら思い出すのは亀戸天神前の船橋屋さんをあげておきます。数年前に社長の個人的な不祥事はありましたが、社長が辞任してその後は順調に経営されているようです。

他に久寿餅が名物になっているのは池上本門寺と川崎大師が挙げられます。どれも由緒ある神社仏閣です。どこが発祥なのかはそれぞれの地域で主張がありますので、ここでは敢えて触れません。

今回は初めてではないと思いますが川崎大師で久寿餅を頂きました。少なくとも成人してからは初めてだと思います。川崎大師の参道にはいくつかお店があります。亀戸は船橋屋さんしか見当たりません。

川崎大師の参道で久寿餅以外では咳止め飴が有名です。色んなお店で売っています。あとはわらび餅ですかね。それと名物ではありませんが、すみっコぐらしのお店もありました。そういえば太宰府にもすみっコぐらしのお店、ありました。

話を久寿餅に戻しますが今回は住吉さんに伺いました。こちら住吉さんは大正六年創業の100年を超える老舗です。川越で江戸創業の店をいくつか知っているので感覚が麻痺していますが、川越だったとしても大正創業は充分老舗だと思います。

久寿餅と冷し抹茶のセットを頂きました。抹茶は甘味が入っていないので必要な方は自分で入れます。私はそのまま頂きました。でも温かい立てたお抹茶の方が好きですが、これも又美味しいです。

そして久寿餅、何で先割れスプーン?と思いましたが切ったりするのはやはり便利です。それと切れ込みを入れるとそこから蜜が餅に入り込むのでより餡と黄粉が楽しめます。蜜を掬えるのでスプーンなんですね。

優しい甘さと餅の程よい弾力。やはり昔からの和菓子はとても心穏やかにしてくれます。温かいお茶とともに頂きました。こちらは山門の目の前の一等地にありますので、すいていればすぐに休憩できますので、皆様もぜひ御利用くださいね。

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