越生梅林に行った時にも思っていたことですが、越生って昔は結構な町だったんじゃないかと思っています。どうなんでしょう?駅から梅林へ向かう道路には結構お店が連なっています。まあシャッター通りにはなってますけど。
でも越後屋(三越)の出張所があったり映画館があったりしたらしいんですよね。歩いているとそんな跡地の表示がそこここにあります。2と7の日に市が立っていたらしいですし失礼な言い方で申し訳ありませんが、こんな山の中の町で凄いです。宿場町というわけでもありませんし。
そう言えば駅前に渋沢平九郎の大写しの写真がありました。越生で自決したんでした。今で言うイケメンです。今般お札になった渋沢栄一さんと比べると…やめましょう。年齢も違いますし。
まあそんなことを思いながら駅から歩くこと20分でこちらのつつじ公園に到着しました。歩道がちょっと狭いかなという問題はありますが、散歩しながらまち歩きという感じでとても心地よいです。

下から見ると山の上迄色とりどりのつつじの花が見えますが、山の上から越生の町を見下ろすのもなかなかの景色です。このつつじも本当に綺麗です。この日は天気が良かったのでなおさらです。
五大尊って何だろうという話ですが、敷地内の五大尊堂から来ています。5つの明王の木造を祀っております。そちらの五大尊堂の方にもつつじが植えられていますし、墓地もつつじが綺麗でした。
これを言ってしまうと身も蓋もないのですがつつじは正直そこら中に植えられていますよね。結構植物としては強い木らしいです。なので道路沿いに植えられていることが多く、桜が終わるとそこいら中で咲いている印象です。
でもまあヤマツツジも見られますし、たまには遠くへ来てみるのも良いと思います。とか言って今年は梅と合わせて2回も来てしまいました。でも越生の町を一望してとても良い気分でした。