ミロ展 東京都美術館

スペインの画家と言えば誰を思い出しますでしょうか。エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤってところでしょうか。近代ですとピカソ、ダリ、そして今回の主役、ジョアン・ミロでしょうね。

ピカソはまず有名で、その次がダリ、そしてミロといった感じですかね。今回の展覧会もピカソやダリの時より宣伝も少ないですし、動員数も少ない気がします。まあゆっくり見れられたのは良かったんですけど。

私は平日に行きましたので空いていましたが多分休日は混んでいると思います。混んでいると信じたい。まあ今京都でやっているモネ展を東京で観ましたが、流石にあそこまでとは申しませんが。

「太陽の前の人物」です。展示は3フロアに分かれていて最後のフロアのみ写真撮影がOKになっていました。この絵の前に誰もいないタイミングで撮りました。というか誰もいないタイミングがあったんです。ラッキーでした。

ピカソやダリの展覧会ではデッサンに感動したのを覚えています。対象をかなり大胆にデフォルメ(という言い方で良いのかしら?)して描いている画家ですが、基本がしっかりしているから大胆な発想が出来るんだなあと思ったものです。

今回のミロ展ではそういったデッサンはありませんでした。そこはちょっと残念です。でも若い頃の作品が普通の絵画になっているのは同じなんですね。そこがしっかり描けないと次へ行けないんでしょうね。それは3人共同じでした。

ミロの作品の色の明るさはなかなか日本人にはマネ出来ないのかな?本当に原色の赤や青が綺麗、素敵なんですよね。正直何を描いているのか解説が無いと分からなかったりしますが、解説が無くても楽しめるから不思議ですよね。分からなくても良い物は良いんです。

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