大河ドラマの「篤姫」や「西郷どん」で島津の御殿様がイベントをやると、とても整ったお庭がある御殿が登場します。あれは何だろうと思っていたらそこがここ仙巌園でした。行ってみたいと前から思っていました。
しかし行ってみると鹿児島の街中からは結構な距離。御殿様は良いですよ、馬や輿がありますから。西郷さんや大久保さんは多分歩きです。昔の人は本当に大変だったんだなあと思います。でも御殿様に呼ばれるのは名誉なことでしょうし。
そんなことを考えながら来てみると生憎の雨でした。桜島も見えません。でもなかなか来れなかったので仕方ありません。中に入ってみました。やはり77万石は伊達ではありません。とんでもなく美しいお庭です。

本当に晴れていたらなあと思う感じの写真が私の携帯電話の中に大量にあります。桜島は下の方しか見えませんでした。御殿様にはこう見えていた、とかそんなことを考えても仕方ない感じです。
本殿も見学しました。かなり贅沢な造りです。迎賓館的な使われ方をしていたようですね。中庭の楓もとても綺麗で、秋はさぞかしと思ったらだいたい12月くらいに紅葉になり、とても綺麗だそうです。
それと猫神社なるものがありました。島津家では猫は大切にされていて、猫の瞳孔の開きから時間を推測、戦にも役に立ったそうで朝鮮出兵でも猫を連れて行ったそうです。篤姫様も夫に内緒で猫を飼っていたとか。
この日は尚古集成館は工事の為入れませんでした。雨の日だったので屋内施設に入れないのはとても残念でした。しかし本当に贅沢なお庭だなあと思います。豪華な装飾品とかは特に無いのに。とても品があると言いますか。