予め申し上げておきますが既に展覧会は終わっています。終了間際に行ったので仕方ない感じですが、こちらの記事を見て行きたいと思われる方がいらっしゃったら申し訳ないので先に書いておきます。何のフォローにもなりませんが。
本当は年末年始に行きたかったのですが時間の都合でルーブルのみになってしまい行けませんでした。今回はギリギリ8/20迄だったので何とか夏のお休みに滑り込んだ感じです。私としては間に合って良かったです。
今回は全てマティスてす。他の作品はありません。でも初期の作品や彫刻、雑誌の表紙を手掛けて物などとても変化に富んでいてマティスの多才ぶり、試行錯誤とも言いますが色々楽しめました。
こちらは最初期の「読書をする女性」という作品ですが、マティスと言われなければマティスだとは思わないですよね。赤や緑のイメージだと思いますが、初期はこういう絵画を描いていたんですね。
かと思えば点描、ジョルジュ・スーラなんかが手掛けた技法の絵画もありました。後の切り紙絵にも繋がって行くのかな?とか思いながら見ました。これも言われなければマティスだとは思わないです。
その後は世の中の人が想像するマティスらしい絵が並びます。マティスらしいって全てマティスなんですけど。本当に色鮮やかで私は特にマティスの赤が好きです。でも緑や青も良いですね。
しかしこちら地方巡回は無いようなので、本当に残念ですが又の機会があったらマティスを楽しんで頂けたらと思います。日本の美術館の収蔵品もいくつか展示されていました。比較的新しい画家なので残っている作品も多いですから。