本タイトルは映画化2回、テレビドラマ化2回の赤川次郎原作のドラマとなりますが図書館にあるのは安定の薬師丸ひろ子版。赤川次郎先生も薬師丸さんを想定して書いているそうなのでこの映画が本来の形なんでしょうね。
赤川次郎先生はあの頃ずっと売上ナンバーワン作家で何を書いてもベストセラーという感じでした。三毛猫ホームズとか。そこに人気急上昇中の薬師丸さんですから本当に大ヒットに成るべくしてなった。そう思います。
薬師丸ひろ子さんですが今回のテーマを書くにあたり、ネットの記事を色々拝見させて頂いたのですが、当時「アイドル」扱いでしたかねぇ?と思っているのですがどうですか?あの頃は未だアイドル女優って言葉は無かったと思いますし、アイドルって歌がメインの人、と思っていました当時は。聖子ちゃんとか奈保子ちゃんとかですよね。人気やファン層は紛れもなくアイドルそのものでしたが。
確か演技派という評判だったと思いますが、今見ると未だ未だ感があります。若いですね〜。可愛いし。「つばさ」の多部ちゃんもそうですが、20歳前後の俳優さんの演技を見て演技派と見抜ける人って本当に凄いです。私はそこまでわからなかったです。初々しいというのだけは判ります。
渡瀬恒彦さん、三國連太郎さん、結構鬼籍に入っていますね。渡瀬さんはこの後の南極物語も大ヒットして、映画からテレビドラマにドンドン入って行きます。未だギラギラ感強いです。三国さんも未だスーさん化していないですね。
若き日の柳沢慎吾さんの姿も見えます。バラエティの出演も多いですが、映画、ドラマも昔良く出ていましたよね。役回りはおちゃらけキャラばかりですけど。役者さんとしても大好きな人です。
女性が風祭ゆきさん以外ほとんど出ませんが、この映画がアイドル映画ということなのでそんなものなのでしょうね。ストーリーのリアリティとかあまり気にしない感じとか。薬師丸さんが輝いていればそれで良い感じですよね。ただアイドル映画にしては暗い話ですけど。