久留米市は福岡県第3の都市で人口28万ですから佐賀市より多いくらいです。筑後地方では最大の都市でまあラーメン好きには豚骨ラーメン発祥の地として知られています。結構獣臭のキツい店もありますね。
江戸時代の久留米藩は21万石の大名ですから結構大きい藩だと思います。ただ九州は島津だの細川だの黒田だの大藩が多くあまり大きいイメージはありませんが。でも城址や水天宮なんか見ているとやはり経済力はあったんだと思います。
そんな久留米藩の藩主の菩提寺がこちら梅林寺です。実際はこちらと東京の広尾の祥雲寺が菩提寺なのですが、多分地元で亡くなった時と参勤交代で江戸にいる時に亡くなった場合と入るところが違うんでしょうか。井伊さんがそうだと聞いたことがあるのですがこちらもかな?
しかし山門も立派ですしお寺そのものも大変立派です。でも今回は季節柄梅を見に来ました。そう、こちら梅林寺の名に恥じない立派な梅林があります。外苑が梅林になっているということで行ってみました。
でも行った時は早すぎました。太宰府天満宮の飛梅開花のニュースから何日か経っているのよ!と言いたいところですが梅はソメイヨシノと違って一斉には咲かないし、個体差もあるのでそんなこと言っても仕方ないのですがちょっと早かったようです。
咲いている写真をアップしていますが右上のあたりはほぼ蕾です。花はやっぱり綺麗ですね。梅に鶯とは花札にもありますがそんな都合良くいる訳もなく梅の花だけ採っています。満開になったら綺麗だろうなあと言う妄想を膨らませるしかありませんでした。
この外苑の整備にブリヂストンの創業者がかなり寄付をしたみたいです。その石橋正二郎さんは久留米のご出身です。このお寺の近くにはブリヂストンの工場もあります。まあお金は持っていたでしょうし。