Wikipediaは非常に便利なツールだと思うのですが事実誤認のケースも結構あります。2〜3ヶ月経ってから見直すと直っていたりするのですが、何の疑いも無く通り過ぎてしまうと間違えた情報で覚えてしまいます。
最初にビックリしたのは随分前ですが喜多院のページに「中院と南院は廃寺になり今はない」という記述があったことがありました。いや昨日行ったしとか思ったものですが数日後には直っていました。
今回川越の古市場という地名のページを見ていたら域内の施設として氷川神社、巨大な忠魂碑を持つとの記載がありました。そもそも忠魂碑ってあまり小さいものはないし第一地震の時怖いだろうとか考えてしまいました。
古市場というところはもともと河岸場だった所でふじみ野市の福岡河岸の対岸になります。上福岡の駅からは結構歩きます。福岡河岸記念館を超え橋を渡ると古市場ですがこちらには記念館とかはありません。
大通りを脇道に外れ目的地に向かいます。完全に田舎道なのですがもともと商店街とはいかずとも何らか商業の町だった雰囲気があります。シャッターが閉まってしまっている店舗、建築会社などあったりします。
しばらく歩いてようやく着いた氷川神社、巨大な忠魂碑ってありましたがいやいや取り上げて書くほどの大きさかしら?という感想です。強いて言えば石に対して題字の文字は大きいけれど…。人口を考えれば大きい物を作ったと言えるのかも知れませんが。
忠魂碑って日清戦争以降の戦争で亡くなったその地方の方々を顕彰するものです。戦後GHQは軍国主義の象徴としてかなり取り壊したそうですがそればっかりではないんですけどね。嫌いな方は無視して下さい。
これで帰るのはちょっとと思っていたら市の天然記念物、古市場のヒイラギがすぐ近くにあるということで寄ってみました。高さ約8mと書いてありますがあんまり高い感じはしませんでした。
こちらのヒイラギ、枝を折ると祟りがあるという言い伝えがあります。節分に折って持って行かないで下さい。最近イワシの頭を刺したヒイラギ、ほとんど見かけなくなりましたね。ウチでもやっていませんが。