ペーパー・ムーン 図書館DVD

「ある愛の詩」という映画で一世を風靡したのがライアン・オニールです。本タイトルはそのライアンが娘のテイタムと一緒に出演した映画になります。ある愛の詩では純愛を貫く真面目な主人公を演じていましたが、その後のゴシップ等考えれば、こっちの役の方が本人に近いのかもしれません。

テイタム・オニールについては、もうほとんど本業で話題になることもありませんが、本作でデビュー、いきなり10歳でアカデミー助演女優賞を受賞しました。この記録は未だに破られていません。但し、これに父親が嫉妬してDVが激しくなったとテイタムが後年述懐しています。同業者って難しいですね、で済む問題ではありませんが。

白黒映画になっていますが、1973年の映画ですので、これは演出上のことです。安っぽい昔の詐欺師の雰囲気が良く出ています。ライアンのいいオトコぶりは相変わらずです。テイタムの生意気な小娘も非常にカワイイです。「スクリーン」誌の人気投票で、一位を取っていた時期もありました。劇中、テイタムがタバコを吸うシーンが出てきますが、特に問題無いんですかね。その辺のことは詳しくないので迂闊なことは言えませんけど。そういえば、小学生くらいの時のドリュー・バリモアがお酒飲んでる写真を見たことがあります。

脇の甘い、女にだらしのない、でも何故か憎めない詐欺師と、母子家庭で母親を失い、詐欺師を父親と思いたい女の子の奇妙な詐欺稼業。観ていて飽きは来ません。ラストもまあ予想通りなのですが、それが良いと思います。現実世界なら「何でそうなるの?」となる所ですが。

もう、借りる人も少ないのだろうとは思いますが、ディスク自体は今まで借りたものよりは傷は少ない方でした。ライアン&テイタム・オニール、マデリン・カーンでは、今の人はピンと来ないんでしょうね。でもいい映画ですので、ぜひ借りて観て下さいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。