パリの恋人 図書館DVD

オードリー映画の紹介はこれで6回目になりますが、本当に多いです。自分自身も好きで借りているので特に不満はありませんが。公共の図書館の物なので、なるべく人気がありつつ無難な物を蔵書したいという意図だと思います。こちらでも順次ご紹介して行きます。

本タイトルは1957年の作品です。未だアメリカン・ニュー・シネマの時代の前ですし、フランスのヌーベル・バーグも未だです。テレビの普及で映画産業が斜陽化する前、ですのでこの夢物語もちゃんと成立していたんですね。

オードリーの歌はそれほど上手くないとは思いますが(失礼!)ダンスはかなりキレキレ見えます。俳優専業になる前はバレエ団に所属していたそうですが、ターンとかはバレエの動きですよね。彼女のスリムで長身のシルエットはやはり美しいです。

ダンスに関してはお相手のフレッド・アステアは専門で、トーキー時代の初期からのミュージカル映画の大スター。ファッション雑誌の編集長役のケイ・トンプソンもボイス・トレーナーやダンサーとして既に大ベテランで、しっかり脇を固めています。

ストーリーはあんまり大した話ではなく(ごめんなさい)、まあミュージカルなので歌とダンスを楽しめれば良い、という感じです。それとやはり舞台はパリということで、観光映画の要素も強いです。ノートルダム寺院も当然ですが火事の前の姿です。

この映画の魅力としてもう一つ、やはりオードリーの衣装です。ジバンシイが担当していることは有名ですが、本作で2回目、1回目は「麗しのサブリナ」でモノクロ映画でした。本作はカラーでしたので、その魅力がより生かされた作品となっていますり

しかしフランスと言えば華やかなイメージの反面、裏に入ると怪しげな場所がそこここにあります。アメリカ人からしてもそういうイメージなんでしょうね。そこで哲学なんかを語る、共感主義って何でしょうね。この映画での造語っぽいです。

それと本作の原題「funny face」はその後のオードリーの代名詞みたいになります。同時期のエリザベス・テイラーみたいな美女とはちょっと系統が違いますものね。でもfunnyって褒め言葉では無いような…。

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