チャーリーとチョコレート工場 図書館DVD

おとぎ話って結構残酷ですよね。シンデレラだってガラスの靴を無理やり履こうとした姉たちが…、とか赤い靴も足を切り落としたり…、最近の絵本は結末を随分マイルドにしたりしていますが、寝かしつけで読んでいて眠れなくなりそうな話もいっぱいあります。

ティム・バートン作品は陰と陽、と言うか陽の中に陰をドンドン入れ込んで来ます。なので明るい場面でも何となく居心地が悪く、それをそれまでのハリウッドスターにはあまり無い、ジョニー・デップがその居心地の悪さをちゃんと表現しています。

ビートルジュースのマイケル・キートン、バットマンのジャック・ニコルソンがそうでしたね。でもジョニー・デップはバートン監督の常連で、やはり監督の意向も充分理解して演じているんでしょうね。

しかしこの映画、子供向け、ということになっていますが、私が子どもだったら逃げるかな?いや、単純に怖いですよ。ジョニー・デップ。チョコレート工場に招待された5人の子どもたち、4人は「悪い子」として罰が与えられます。

冒頭のグリムやアンデルセンの童話だったら4人は死んでいるか、手足がちょん切れているかしているんでしょうね。体が青いまんまだったり、平べったくなったりはしていますが、そのうち治るんだろうなという感じで退場します。

個人的には最後のヒューマンドラマの部分、ジョニー・デップ扮するウォンカさんが家族愛に目覚めるところが流石に早足で、あまり共感出来なかったです。じゃあどうすりゃあ良いんだと言う代案は無いんですけどね。

あと主人公のチャーリーが10ドル札を拾って買ったチョコレートに当たりが入っていた、というのは日本人的にはかなり違和感がありました。アメリカの方は気にならないんですかね。注意もされませんし。

でも拾ったお金は自分のものにしてはいけないって、シザーハンズの時に何か言っていたような気がします。だから多分アメリカでもあれは駄目なんじゃないかなと思うんですが…。まあ楽しめたんだから良しとしますかね。

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