文殊 川越ホーム店

立って食べるのははしたない。そういう教育をされていた割に、子どもの頃良く立ち食いそばに入っていた記憶があります。車のない家庭だったので移動は基本的に電車、なので駅のそば屋さんにとりあえず入る感じです。

しかも両親はどちらも集団就職で地方出身。上野駅はもう何度行ったことか。そこから特急に乗ってそれぞれの両親の実家へ行きましたが、降りた駅には立ち食いそば屋さん。ノリ勝て待ちで食べさせてもらっていました。

そんな駅のそば屋さんですが最近は減少傾向にあります。なかなか跡継ぎもいないし立ち仕事だしで大将が引退して廃業、という流れです。使う方としては淋しいと思いますが経営と考えると難しいのかな。

なので九州に行ってからこのカテゴリーで記事を書き始めましたが、ご紹介したのが鳥栖駅の中央軒さんのみ。熊本駅のまるうまうどんさんとか博多駅のまるうまラーメンさんも行ってはいますが記事にはしていません。

東武東上線では多分ここしか無いと思われますが駅構内の立ち食いそば屋さんになります。文殊さんですがどちらかと言うと東京の下町に多く店舗があるチェーンです。そちら出身の私には馴染みのあるチェーンですが、私の周辺ではチェーン店の認識がありません。

頼んだのは岩のりそばです。海苔の香りがとても良い一品です。あおさほど強くはありませんが磯の香りが程良く麺と一緒に食べて美味しいです。おそばもツルツルで良いです。十割そばも美味しいですが、温かいおそばの時は十割そばで無くて良いかな。

オーダーした時に店主の方から茹でるので少々お待ち下さいと言われました。確かに立ち食いそばとしては待ったのですが、後から入って来た方々には何も言わず、でもすぐに出て来ました。纏め茹ででしょうけど私は茹でたてを食べる幸運に巡り会いました。だから余計に美味しかったのかな?

東武東上線の場合はかなり本数もありますが、川越線に乗り換えの場合は本数も少ないのでコチラで召し上がって行っても良いと思います。あ、でも川越線側にも駅ナカにそば屋さんとラーメン屋さんがありましたね。失礼しました。

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