今更な解説で申し訳ありませんが原子爆弾を落とされた唯一の国が日本で、広島と長崎に落とされています。先に落とされたのが広島なので世界初となり、やはり世界的には広島の方が知名度が高いようです。
それとやはり広島には原爆ドームという象徴的な物があります。浦上天主堂の記事でも書きましたが被爆した浦上天主堂を残しておけば象徴的な物にはなったとは思います。あまり繰り返して書いても仕方ないですけど。
広島の平和記念資料館の方が大きいかなあと思います。高校生の時に広島のは行っていますが長崎は初めてです。と言うか長崎に初めて来たのも今回の来九でのことなので長崎の諸々の物が全て初めてなんですけど。
中の資料は色々ありますが昔の広島の被爆人形的な物はありません。広島でももう無くなっていますがあまりおどろおどろしい物を置くよりも、事実を淡々と見せてくれた方が良いと思います。
浦上天主堂からの物もありました。日本家屋とかは木造なのでひとたまりもないですが、やはり西洋建築の方が火や衝撃に対しても強いんでしょうね。感心するのはそこでは無いとは思いますが。
写真を撮ることを忘れ気付いたら外に出てしまい、再入場不可ということで出口にあった千羽鶴の展示を撮りました。あまり立ち止まって見る方はいませんでした。折る方は大変な労力なんですけどね。
戦争の遺物を見て必ず思うのは「何故ここまでして戦争を続けたのか」と言うごく当たり前の感想に行き着いてしまいます。今でも世界の色んな所で戦争は続いていますが終わることは無いんでしょうね。
それと昨日は広島、明後日は長崎の原爆の日になります。世界で最初に原爆を落とされたのが広島で最後が長崎になります。この状態が未来永劫続いてくれることを切に願います。