神社と地名には関連性があるところが多いんです。福岡に来て最初に取り上げた住吉神社のある所は博多区住吉、日吉神社のある所は博多区山王、日吉神社や日枝神社は山王神を祀っています。
埼玉県だと旧大宮市の大宮は市内の氷川神社を指します。福岡の宗像市も宗像大社がありますが、元々宗像郡でしたので地名が先なのか神社が先なのかは私にはわかりませんけど、あげるとキリがないのでこのくらいにしておきます。
今回の春日神社も春日市にあります。関東ですとそんなに無いですが全国で約1000社、本社は奈良にあります。本社は修学旅行でも結構コースになっている由緒ある神社です。鹿が神獣になっています。
春日原の駅からちょっと歩きましたがこちらの神社にお詣りしました。駅からだとかなり坂を上がる感じになります。実は道を間違えてしまい裏から回ったのですが池が囲んであったりして一瞬城址かと思いました。
そう言えば由緒によると戦国時代末期に島津兵によって焼かれたそうです。もしかしたら城まではいかなくとも防衛施設にはなっていたのかもしれません。そんなことを思いながら中に入りました。

境内には楠が11本あり春日の杜というそうです。こちらがあまりにも立派だったので撮りました。何か九州に来てから神社と言えば楠ばかり撮っています。川越高階でなかなかこういうのは見られないですからね。
見られないと言えばなのですが、紫陽花の季節にはお手水に紫陽花の花が浮かべてあるそうです。いつかその時に見に来たいなあ。その時分は参拝客が多いそうなので写真も撮りづらいかも知れません。
お詣りをして後にしましたがよくよく周囲を見ると古い街並みがあります。そちらも中々風情がありますので散策するのも良いと思います。まあ坂を登って来ると疲れて面倒かもしれませんが…。