地方は自動車の方が便利、それは間違いないのですが流石に県庁所在地に行きますと駐車場問題に突き当たります。まあそんなに高いお金を払う訳ではありませんが、コーヒーを飲むだけで有料駐車場を借りるのもなあと思ってしまいます。
今回は駐車場は既に確保したところでちょっと休める場所を探しました。ちょっと古い建物も残る良い感じの商店街、市電の脇にこちらのお店を見つけました。何で長崎?と思ったのですが創業者のお名前でした。
こちらの建物が有形登録文化財に指定されているそうです。確かに立派ないわゆる洋風でモダンな建物です。県内でも老舗の書店で一階はそのまま書店になっていて二階が喫茶室になっています。
早速二階に上がり店内へ。中もモダンで素敵な内装ですが、入ったところがホール状になっていて天井を見上げると大きく立派な梁があります。和洋折衷ですかね。その奥にも細長い部屋がありそちらに席をとりました。
長崎次郎ブレンドとしょうゆケーキのセットにしました。しょうゆケーキは川越でも見たことはありますが食べたことはありませんでした。こちらのものは口に入れた時にちょっとしょうゆの香りがする程度でした。甘さ控えめで生クリームと一緒に食べると美味しいです。
コーヒーはこれ又私の好きな苦味少なめのクリアなお味でした。しょうゆの香りとコーヒーの香り、でも思ったほど違和感なく頂きました。ちょっと歩いたこともあり甘いものは本当に嬉しいですね。
写真にあるようにテーブルも椅子もシックな木の家具です。ゆっくりさせて頂きました。その間も市電の通り過ぎる音と振動も少し伝わって来ます。それも心地良く感じられるほど素敵なお店でした。