何年ぶりか、何十年ぶりかは記憶にありませんが、本当に久しぶりに大阪にやって参りました。ただちょっと慌ただしい旅で、ほとんど観光ができませんでした。しかし大分印象が違うというか…。
そもそも川越も博多も高いビルがありません。東京にはあるでしょうと言われるかもしれませんが、東京って案外地下鉄でだいたいの用事は済んでしまうし、丸の内とか行かないとあまり圧倒されるようなビル群ってあんまり印象が無いんですよね。
博多は飛行場が近いことで利便性を語られることが多いですが、そのぶん博多近辺のビルは高いビルがありません。なので今回大阪駅から梅田を通り肥後橋迄出たのですが、中之島を含め見上げるビルが通り沿いに連なっていて壮観でした。
そうなるとあまり見物できるところが無いのですが、えっ、ビルの最上階?ワタクシ高いところがとても苦手で、とてもではありませんがビルに入る気もしませんでした。あべのハルカス?そこは日本ですか?(笑)
そんな大阪でこちらのお寺の前を通りました。ここだけはお寺の風情、でもないか。近代的なお寺さん。でも昔ながらの工法で建てるととてもお金が掛かりそうですし、仕方がないのかな?
元々は長州藩の屋敷があり、明治の世になり高野山に寄進をしたそうです。形的には高野山にあった三蔵院というお寺を移転して建てられたそうですが、その頃の感覚だとかなり距離もありますし新しいお寺を建てた感じだと思います。
だから名前の高野にもちゃんと意味があります。摂津国八十八箇所の札所でもあります。由緒はあるお寺なのですが、そこは都会にある寺院でして、見るところがこの正面しかありません。
なので階段を上がりお参りだけして退出しました。御朱印が欲しい方はちゃんと頂けるみたいです。まあ札所ですからね。最近それもお休みしているワタクシですが。今回こちらに行ったのが朝の7時、まあ御朱印はどっちにしてもムリでしたね。