金隈遺跡 福岡市博多区

「隈」という文字ですが、大隈重信とか有名な方もいらっしゃるので読めない訳ではありませんが、九州に来てからの方が良く見かけます。あ、「くま」です。念のため。大牟田とかの「牟」も関東だとあまり見かけない漢字です。読み方は「む」です。

雑餉隈とか月隈とか今回の金隈ですがいずれも博多区です。博多区と言っても観光客が来るような場所ではありません。住宅街です。雑餉隈は昔風俗街になってしまい、随分規制が入り風俗店は消えたものの街自体の活気も下がってしまったようです。

今回の金隈辺りは本当に住宅街ですが、空港と高速道路が近くあまり住環境としてはどうかなと思っていたのですが、歩いてみたらそんなに騒音は気にならなかったです。ちょっと高台だったりするので案外良い所かなと。

そんな住宅街の中にポツンとこちらの遺跡があります。博多は本当に古くから人が住んでいた地域ですので、ちょっと開発をしようとすると何かしらは出てくるみたいです。ららぽーととかはどうだったんでしょうね?

こちらは遺跡公園内の展示館内です。弥生時代の共同墓地だったみたいです。発掘したところに屋根を被せたとのことで瓶とか人骨は本物です。なのでしっかり温湿度管理をされています。

学芸員の方に説明して頂きました。客が私しかいなかったというのもありますが。埋蔵文化財センターも近いですし、やはり福岡は、というか九州は本当に掘るといろんな物が出てくるみたいですね。

公園自体も弥生の森として整備されています。なので森林浴にもとてもオススメです。あまり言ってはいけませんがイベントがある時以外は結構空いていますので。駐車場もありますし。

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