能古博物館 福岡市西区

能古島に来る方はアイランドパークか釣り、海水浴とかが目的です。まあ住んでいらっしゃる方も居るので本土に買い出しで戻るとか、あと能古小中学校に越境通学されている児童生徒さんが居て、島留学みたいな取り組みをしているみたいです。

どっちにしてもこちらの博物館目がけて来る人はほとんどいないんじゃないかと思います。でも実際に行ってみると色々興味深い物も多数ありました。と言うか皆さん近所の郷土資料館とか行ってみると案外面白いものがあったりしますので是非行ってみて下さい。

能古渡船場からバスに乗るとすぐに急な坂を上がって行きます。バス停は近くにありますがとにかくバスはいっぱいになるので、バスで行くとしたらアイランドパークの帰りがおすすめです。そこのバス停からだとバスに乗れないかもしれません。降りるのもちょっと迷惑っぽかったですし。

私が行った時は先客がいましたが私の後は私が出る迄には後客はいませんでした。職員さんが2人ほどいらっしゃいましたが公営でもないし大丈夫なのか心配になります。皆さんついでで構わないので寄って下さい。お願いします。

写真を撮って良いのか悪いのかよくわからなかったので中の写真は撮っていません。本館と別館があります。本館は能古島の歴史と亀井南冥さん、金印を鑑定された方です。別館は大陸からの引き上げ者とサザエさん関係の展示です。

歴史と言っても郷土資料館とかに良くある土器とかが延々飾ってある訳でなく、でも能古焼の破片とかはいっぱい展示してありましたが。能古焼はもう途絶えてしまっていて完成品は2点しか残っていないそうです。

ちょっと辛かったのは別館の引き揚げ者関係の展示です。私の親戚関係では引き揚げ者はいませんが、色々話を聞くと本当死ぬか生きるかでかろうじて生き残った方々なんですよね。生々しい展示はありませんがあったらちょっと書けなかったかもしれません。

あと建物から海と対岸の姪浜の街が良く見えます。椅子もありますのでゆっくり眺めてみるのも良かったです。何せアイランドパークではかなり歩きましたので。因みに帰りは歩いて港まで行きました。

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