福岡市の北側、新宮町に初めて降り立ちました。公私とも初めてです。手前の香椎迄は行くのですが、その先には行くことがありません。いや、香椎もバス一日券買った時くらいですが。
その新宮町に何をしに行ったかと言いますと、ズバリ「猫」です。相島、俗に猫島というくらい猫が多い島ということを聞いて、まあとりあえず行ってみようと思い立ち、珍しく電車に乗りました。
博多から電車とバスを乗り継いでフェリーに。そういえば九州に来て初めての外海のフェリーです。大した揺れでは無いのですが、いつもの能古渡船とはやはり違いました。それでもだいたい20分くらいですので船酔いとかにはならず。
島に降り立ってまずしたのは島内一周です。だいたい2時間程度と聞いていたし、朝鮮通信使の遺跡もあるとのことなので、島の日本海側を歩いてみました。しかし道はちゃんと舗装されていますが、全く誰にも会いません。釣りの穴場も無いのかな?
なので猫が沢山居る漁港の辺り以外は猫もほとんどいません。野猫と言っても人間が居る所でないと生きていくのは大変なんだなあと改めて思いました。出くわしたのは1時間近く歩いて2匹分のみ。それでも近づいても逃げないのはやはりこの島の猫ですね。
朝鮮通信使の遺跡もありますが、豊臣秀吉の朝鮮出兵絡みのものもあります。遠くに広がる大きい海を見ていると、その先の対馬や朝鮮半島を思わずにはいられなかったんでしょうね。それは相手も同じことで。
漁港側に着いたら猫は沢山いました。しかし全く逃げない猫というのもカワイイんですけど、これで良いのかしら?と思ってしまいました。まあさんざんナデナデしておいて何だと、猫に叱られそうなので悪口は言いませんが。
それと島内唯一のお寺、神宮寺さんの前に猫地蔵なるものがありました。ちょっと撮らせて頂きました。因みにこのお寺の前でこの2匹の他に2匹、合計4匹の猫をナデナデしてしまいました。まあ島を出てから手がかぶれていました。でも楽しかったから良いんです。