佐賀ってはなわさんの影響もあるのか地味な印象があります。九州一の人口を誇る福岡、観光県としてはやはり群を抜いている長崎、海を挟んで接している熊本は元々九州の中心だったこともあり、県庁所在地の熊本市は九州2位の人口を誇っています。
ちょうど挟まれた佐賀県はやはりどうしても地味な印象です。でも本当は薩長土肥の一員、明治維新の勲功もあります。大隈重信の記念館なんかもありますし領主の鍋島家の由来のものも沢山あります。
こちらの神社も鍋島家によって再興されたとのことですがあまり大きい神社と言う訳でもありません。でも一ノ鳥居がかなり離れたところにあるのを見ると往時はかなり大きい神社だったんじゃないかなと思います。
この前を仕事で通ることがあるのですが、あ隠居?なのに仕事って言ってしまってますね。結構交通量の多い交差点の角に立っています。先ほど書きましたが佐賀は明治の功績もありそれなりに開発されたんでしょうね。多分神社も土地を削られたのでは…想像ですが。
こちらの神社数百年越えのクスノキが多く見られます。関東の神社には全くないとは言いませんが九州に来て本当に良くある木なんだなあと感じます。関東の神社なら御神木になれるような木がいっぱいあります。
それとやはり立派なのが石の鳥居です。そこから池?川?を渡る石の橋もとても風情があります。拝殿本殿の立派さから考えるとやはり往時はそれなりの権威があったんだろうなあと思います。
境内は広いので車も結構停められますしあんまり人も多くないのでのんびりお参りするには本当に良い所でした。天気の良い日はちょっと座って風の音を聴いたりして。案外車の音も気にならなかったです。