博多祇園山笠 飾り山笠めぐり その1

7月になると博多の町は山笠のシーズンとなります。博多祇園山笠は櫛田神社のお祭りでどんたく、放生会と並び博多三大祭の一つです。昨年は追い山笠を見に行きましたが、今年は飾り山笠を巡ってみました。

順不同ですが私が見た順番で行きます。十三番のキャナルシティ博多の山笠です。曳き山笠の番号もありますので順不同で良いと思います。表と裏があり、裏は見送りと言います。表は川中島の決戦、見送りは川上音二郎となっています。

川中島は福岡あまり関係ないと思いますが、川上音二郎は福岡出身の役者さんで、近代演劇の先駆けとなった方です。関係ないと書きましたがやはり川中島の戦いは全国区なんですね。祭りには映えるからですかね。

十四番の川端中央街です。川端通商店街は飾り山笠が2つあるのですがその内の一つです。表が曽我兄弟の仇討、見送りが今年福岡で開催される世界水泳となっています。選手はいませんね。

昨年だったら鎌倉殿の十三人をやっていましたので曽我兄弟はタイムリーだったんでしょうけど、まあ仕方ないですね。別の町で徳川家康もありますね。見送り側は九州朝日放送の協賛なのでその関係みたいです。

川端通商店街のもう一つ、八番の上川端通の山笠です。こちらは何と追い山笠で曳き山笠に混じって走る山笠となります。これが動くとか凄いですね。昨年櫛田入りは見なかったので動いている所は見ていません。

表は歌舞伎十八番の押戻、見送りは同じく歌舞伎の演目の外郎売です。私に歌舞伎の素養が無いので説明が出来ません。これを機に調べてみても良いんですが。近くに博多座もありますので歌舞伎の題材なのかなと。

そしてこちらは番外の櫛田神社です。こちらも表は歌舞伎十八番の暫、見送りはヤマタノオロチです。神社なので題材を神話から取っているのかと思ったのですが、これも毎年変わるみたいです。

櫛田神社には既に桟敷の設営がされていました。席はものの十五分で完売したそうです。7月15日の追い山笠に向けてどんどん盛り上がって来ています。未だ梅雨空ではありますが盛り上がって来ています。

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