マイ・フェア・レディ 図書館DVD

本タイトルは約3時間の大作になります。1枚のディスクに収まっていますが確かDVDって2時間くらいの収録時間だったと思うのですが、何か特別なことをしているのかちょっと判りません。てっきり2枚組か先日の風と共に去りぬのような両面タイプかと勝手に思っていました。

それとこのタイトルも劇場で観ているのですが休憩入った記憶がありません。完全に当時の記憶を忘れたのかその時は通しで観せたのかどうだったんでしょう。もう遠い昔のことですので。

オードリー映画はだいたいそうですが、ジェンダー・フリーな今の世の中ではちょっと古臭い発想の表現がいくつか出てきます。この映画もやっぱり男が威張っていますね。まあ「何よ男はだいたいねぇ」という反抗があり言われっぱなしでは無いのですが。

それと音楽がやっぱり素晴らしく、大ヒットしたミュージカルの映画化なので当たり前ですよね。「いまに見てらっしゃい」「踊り明かそう」「君住む街で」「証拠を見せて」などもう名曲のオンパレードです。個人的には「時間どおりに教会へ」がシーンも含めて大好きです。おとっつぁんが最高です。

女性解放ということではちょっとドキッとしたセリフ「昔(貧しい時)は花は売っても身体は売らなかった。今(社交界デビューした時)は身体を売るしかない(結婚するしかない)のか」というのはサラリと言ってますがきついセリフです。

それにしてもオードリーはやはり美しく、場末の花売り娘で最初出て来ますがやっぱり美しいです。でもこの映画の主役はレックス・ハリソンです。なのにこのジャケットは…。図書館も酷いです(笑)。

役者としての格の問題もありますのでポスターとかの扱いはオードリーが第一になってしまいますけど、ハリスンは歌も演技もやはり素晴らしいです。又くどいですがおとっつぁん、スタンリー・ホロウェイ、最高に笑えました。

舞台ではジュリー・アンドリュースが演じたイライザ役、映画も彼女だったらどんな仕上がりだったのか。結果的にはオードリーで当たったしジュリーは翌年「サウンド・オブ・ミュージック」で大当たりするのでまあそんな物だと思っておきます。

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