ベスト・オブ・エア・サプライ 図書館CD

青春の甘酸っぱい想い出、いや、穴があったら入りたい想い出しかないワタクシですが、夢見るお年ごろもあったんですよね。今となっては何ともはやですが。80年代前半甘酸っぱい音楽がそこにありました。

渚のデート、この言い方も大分古めかしいですがそんな時にピッタリのBGMと言えば、80年代前半であればそう、エア・サプライ、彼らを抜きには語れません。夕陽の余韻に浸りながら恋人たちが…。本当素敵でした。冬に話をするのも何ですが。

彼ら抜きには語れないと言うのは何も私だけの感想ではなく、91年の映画「波の数だけ抱きしめて」で多分レーベルの関係だと思うのですがJDサウザーやカーラ・ボノフ、バーティ・ヒギンスなど挿入歌があったのですがエア・サプライはありませんでした。

でもそれでは時代の雰囲気と違うと思ったんでしょうね。別所哲也さんの口から「エア・サプライのチケット」と言うセリフを引き出しています。大人の都合で使えないけど触れないのは著しく不自然と思ったんでしょうね。

ビルボードのチャートで7曲連続トップ5と言うのはすごいことです。マイケル・ジャクソンとかフィル・コリンズとか取り上げて来てしまったので感覚が麻痺していますが、やっぱり彼らのその頃の勢いは凄かったです。

話し出すとキリがないのですけど「ロスト・イン・ラヴ」にはじまり「シーサイド・ラヴ」「さよならロンリー・ラヴ」「渚の誓い」原題と同じなのは最初の曲だけですが、レーベルが海に寄せて邦題を付けています。

とかそんなことは気にならないくらいの甘酸っぱい名曲揃いです。「さよなら〜」は本当大好きで何度も繰り返し聴いていたのを覚えています。今でもキュンとなる曲です。「ヒア・アイ・アム」も素敵なバラードです。

二人のボーカリスト、グラハム・ラッセルの甘い低音とラッセル・ヒッチコックの抜けるような高音が、それぞれの歌にメリとハリを付けていてどれもドラマチックな曲になっています。クリスタルキングを参考にした訳では無いと思いますけど。

「スイート・ドリームス」や「渚の誓い」なんかは前半グラハムの甘いバラードで始まり後半ラッセルの怒涛の高音でドラマチックな曲になる、あれ?様式美に騙されてる?騙されてもいいの!と思えるような本当素敵なグループです。

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