パヴァロッティ/ドミンゴ/カレーラス 3大テノール 世紀の競演 図書館CD

学校の合唱コンクールではだいたい女子が主役、しかもソプラノが花形です。まあ合唱曲の主旋律はだいたいソプラノ、アルトは脇役という感じです。男子のテノールやバリトンは最早下支えといった感じでしょうか。

プロの世界でもソプラノが主役だとばかり思っていました。マリア・カラスなんかは典型的なヒロインですよね。出す例えが古すぎますね。スミマセン。でもこの方々が各所で取り上げられ私の見方も変わった気がします。

日本だと何でも「3大〜」と付けたがりますが、欧米だとそんな言い方はしていないそうです。このアルバムには ‘Three tenor’ という記載がありますが、単に3人のテノールという意味以上のことは無いようです。

こちらのCDは1990年のイタリアでのワールドカップに合わせて行われたこの3人でのコンサートです。当時の代表的なテノールの歌手の競演は日本でも随分話題になっていました。いやあ、見に行きたかったですね。あの時も本当にそう思いました。

3人共既に大スターでしたので、クラシックにこだわらず何を唄っても許される感じです。勿論皆さんご存知「誰も寝てはならぬ」などの歌劇からカンツォーネの「帰れソレントへ」など本当に多彩です。

本編ではそれぞれ圧巻の独唱を聴かせてくれますが、フィナーレのメドレーでは3人の掛け合いからコーラス迄多彩に魅せてくれる大サービス。そういえばここで初めて英語の曲が出てきます。

「マリア」とか「トゥナイト」とかウエスト・サイド物語の曲ですが、作曲のバーンスタインは元々クラシックの指揮者ですからまあ親和性はあるのかな?「バラ色の人生」も絶品です。ピアフが生きていたらどう思ったかしら。

全て良いのは当たり前としてカレーラスの「カタリ・カタリ」がとても好きです。それと「オ・ソレ・ミオ」こんな自己主張の塊みたいな御三方がしっかりユニゾンしてらっしゃるし、鳥肌が立つ美しさ。ジャンル分けとかどうでも良いと本当に思いました。

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